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臨済宗大本山 円覚寺

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2020.02.10
今日の言葉

障子一枚のあたたかさ

僧堂では、冬であっても、朝のお経をあげるときも、禅堂で坐禅するときも、すべての障子を開けて吹きさらしの中で行っています。

ですから、当然冬は寒いものです。

しかしながら、一月いっぱいで雪安居の修行を終えて、二月になると「制間」といい、すこしばかり修行が緩やかになります。

二月からは、障子を閉めてお経をあげ、坐禅をするのです。

たった障子一枚を閉めるだけで、随分と暖かく感じます。

 

「障子一枚の暖かさ」をしみじみと感じるのです。

 

そんな暮らしをしていて、二月八日に大阪の人間学塾中之島で講演にゆくと、大阪大学の施設の中に会場がありましたので、空調がよくきいていて随分と暖かく、九十分立ったまま講演すると、流れるような汗をかきました。

朝は寒い中でおつとめをして、新幹線に乗って、汗を流して講演をして、また寺に帰ってと、

「寒熱の地獄に通う茶柄杓も

  心無ければ苦しみもなし」

というわけにはゆかぬ生身の体なのでありました。

横田南嶺

障子一枚のあたたかさ

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〒247-0062 鎌倉市山ノ内409  
TEL:0467-22-0478

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