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臨済宗大本山 円覚寺

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2018.06.20

老師 コーネル大学生との問答①


 居士林での横田南嶺老師との質疑応答の様子。

 質問にお答えになる老師。

 円覚寺の在家道場・居士林では、先日6月14日から18日の朝までの

4泊5日で、米・コーネル大学の一行19名が禅の生活を体験しました。

 朝晩は、坐禅をし、日中は、国宝・舎利殿を見学するなどのプログラムでした。

その中で、円覚寺派管長・横田南嶺老師とコーネル大学生との質疑応答の時間が

あり、老師は、今回、参加した学生全員の質問に懇切丁寧にお答えくださいました。

 老師とコーネル大学生との問答を今日から順に紹介して参ります。

学生:100年くらい前から、禅がアメリカに、いろいろな形で広まっています。

   多くの禅のマスターがアジアからいらしていますが、その中で、禅や真の法系

  というよりも、自分個人の魅力を活かして、まともな宗教というより、カルトに

  なっていることがあります。

  仏法を広めているのではなくて、何か間違ったものを広めている現象があります。

  日本に於ける、禅に於ける組織の中で、それを防止する要素は何でしょうか?

老師: 確かに個人の表現は、自由でないと活性化しません。しかし、日本には、

   伝統の世界がありますから、伝統の枠をあまりに逸れてしまうものは、

   自然と淘汰されてしまうという、伝統のシステムがあります。

   例えば、指導者(後継者)を選ぶ場合に師匠が認めることと、さらに

   周りの組織が認めていくことという二重三重の認めて認められるという

   システムがある。

    ところが、何の伝統もない組織では、自由であるという良い面がある

   一方で、カルト的になってしまうという残念な事実も最近はありました。

   (平成30年6月17日 コーネル大学生との質疑応答より)

   

老師 コーネル大学生との問答①

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