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臨済宗大本山 円覚寺

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2017.06.21

コーネル大学生との禅問答② 「一日一語145」

 昨日、当ブログで紹介した横田南嶺管長とコーネル大学生との質疑応答の第2弾です。

学生①: 人にはいろいろな人生があります。老師が禅を始められてから今に到る迄の人生を

   振り返ってみるとどのような感じがありますか?

老師: 人生は偶々(たまたま)だね。今の偶々ここにいるんだ。

   今の出会いも偶々であって、明日もどこに行くかわからない。

   偶々、円覚寺にいて二十数年過ぎているだけで、(この先)どこに転ぶかは、

   わからない。

学生②: 仏教のお寺も、大きいお寺から小さいお寺まで、また最近ではたくさんの空き寺があります。

老師: よく勉強しているんだね。空き寺(の問題)は、たいへんなのよ。

   あなたは(住職してみては)どうだ?(一同笑い)

学生②:その中でも住職が、お寺の仕事やお寺以外の仕事をしながら、地域との一体を目指して、

  また、近所の人と仲よくする為にお寺を開放したり、場所を貸したりして

  地域コミニティーの一つとしてやっています。そういうことは、これから

  必要だと思いますか?

老師: 必要でしょうね。禅というものは、これという生き方が決まっているわけでは

  ありません。十人いれば、十人の禅の生き方がある。ただし、その人が禅が何であるか

  わかっていればの話でありますが。すなわち、人はみな仏であるということが

  わかって実践していれば、どこにいても、何をやっていても禅だわ。

   昔、(円覚寺境内には)アジサイなんかなかった。たまさか、植えたら、

  (大勢の)人が来るようになった。それで(参拝者から)300円(拝観志納金)もらって

  何とか(寺院運営を)やっているんだ。それも、禅だ。(一同笑い)

コーネル大学生との禅問答② 「一日一語145」

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