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臨済宗大本山 円覚寺

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2015.11.25

一日一語 ㊻ ~僧堂攝心編~

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<夕景>

 臨済録に「你(なんじ)若し求むること有れば皆苦なり。

如かず、無事ならんには。」とあります。それは、ここでの課題の

心心不異となることに他なりません。お互いの一念一念と仏心が

寸分も違うことがないということです。

 しかしながら、ただ、何もせずに何も求めずに心心不異となることは

ありません。やはり、正念相続、正念工夫が大事であります。

今、皆さん方が取り組んでいる無字の工夫、無字の呼吸(坐禅して丹田に

気力を込めて吐く息合わせて「ムー」と成り切っていく呼吸)というものを

絶え間なく、隙間なくやっていくことによって、はじめて、お互いの

一念一念が仏心・仏性そのもであると自覚につながっていくものです。

この工夫、自覚なくして、ただ、臨済録の言葉だけを読んで

「ああ、無事で良いのだ」とか「お互いの心はそのまま仏なんだから

これでいいのだ」と思ってしまったら、それでは、臨済録を読んだことが

仏心・仏性を見失う妨げとなってしまいます。

 ですから、正念工夫、正念相続が肝心なところなのです。今まで祖師方が

様々な工夫の変遷を経て、これが一番効果的というのが、今、我々が行っている

無字の工夫、無字の呼吸の修行であります。これを毎日、実地に行って

正念工夫、正念相続をしてはじめて心心不異、無事にして坐禅することが

できるのです。

{平成27年11月24日 月並大攝心5日目 『臨済録提唱』より}

一日一語 ㊻ ~僧堂攝心編~

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