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臨済宗大本山 円覚寺

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2012.01.09

南無阿弥陀仏

1月9日(月)
blog-P1090001.jpg
 こちらは坂村真民先生が傘寿(80歳)の時に揮毫された
「南無阿弥陀仏」の直筆です。昨日の日曜説教会に坂村先生の
娘さんがおいでになっていて、終わった後、こちらの墨跡を
管長様に贈られたそうです。
 坂村先生が昭和40年頃朝比奈宗源老師のいられた円覚寺を
訪れたとき、門の所に
「となうれば仏もわれもなかりけり      
  南無阿弥陀仏なむあみだ仏」
 という一遍上人の歌が大きく掲げてあり、禅寺に上人の歌が
 と思いながらもそこが禪のいいところだと、しばらくなつかしく
 眺めていたという逸話があります。
 たまたま日曜説教会のお話の中で、管長様がそのことについて
ふれられていたので娘さん、ご自身お持ちした「南無阿弥陀仏」の
墨跡との偶然の一致にたいそう驚きになったそうです。
 管長様も仰せになっていましたが、因縁・ご縁はいろんな
ところに重なり合っている、まさに「重々無尽」です。
 
blog-P1090005.jpg
こちらは、書右上に押されている坂村先生の「たんぽぽ」の印です。
昨日紹介した「たんぽぽ魂」ですね。
 
 一遍上人が「南無阿弥陀仏」のお札を配って人々を何とか
救いたいと願い続けたように、坂村先生も紙一枚の両面に
詩を書き毎月ごと、1200人もの方にお配りになられたそうです。
その際、宛名は全部先生ご自身が、まるで「南無阿弥陀仏」と
清書されるように一つ一つお書きになられたとのことです。
 最後に坂村先生の詩を紹介します。
「死のうと思う日はないが
生きていく力がなくなることがる
そんな時 お寺を訪ね わたしはひとり
仏陀の前に坐ってくる
力がわき明日を思う心が出てくるまで
坐ってくる」
 管長様が震災復興のこういう時期だからこそ
この詩を多くの人に知らせることができたならと
おっしゃられていました。
 

南無阿弥陀仏

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