一口法話
【一口法話:第二十八回】千手観音さまのこころ
昭和五十年曹洞宗宗務庁から発行された『御仏は風の如く花の如く』という本に、坂村真民先生の「手が欲しい」という詩が載っています。
この詩を紹介して、千手観音さまのこころについて学びます。
千手観音さまには、なぜこんなにたくさんの手があるのか、これはいったい何を表しているのか、真民先生も疑問に思っていたのでした。
それが、とある子どもの描いた絵を見て、はっきりと分かったというのです。
それは、目の見えない子どもの描いた絵でした。
どんな絵だったのでしょうか。
そして真民先生は、なにに気がついたのでしょうか。
観音さまを拝むことの、究極の功徳とは何か。
考察を深めて参ります。
お手すきの折に、ご視聴ください。
横田南嶺