今日、円覚寺・仏殿では、10時から成道会(お釈迦様のお悟りを開かれた日を
記念する法要)が行われ、横田南嶺管長をはじめ、臘八を終えたばかりの雲水、和尚、また、多くの
一般参列者が集まり、法要が厳粛に営まれました。
管長が大定力で唱えた成道会の偈(宗旨をうたった漢詩)。
意訳
お釈迦様は、身を正して山のそびえるように坐ったが、まだ、迷いの夢から
目覚めてはいない。
臘月の明け方に明星をご覧になられた。その星のきらめく光が澄み渡って、
お釈迦様の眼に届いて悟りの眼が開けた。
山を下りてきてみれば、なんとどこもかしこもすばらしい香りに満ちている
ではないか。