小出遥子さん主催「Temple」 円覚寺にて開催
<横田南嶺老師と小出遥子さん>
昨日は、午後から信徒会館2階にて、小出遥子さん主催の「Temple」というイベントが
行われました。主催者である小出遥子は、「Temple」を以下のようにウエブサイト上で語っています。
「ほんの少しだけ、想像してみてください。
私たちひとりひとりに、個別のいのちがひとつずつ与えられているのではなく、
ただ“ひとつ”のいのちが、私たちひとりひとりを生きているのだとしたら……?
いのちは、すべての真ん中にあるもの。
そこからはじまる対話は、
ほんとうの「自由」(=あらゆる依存から解放され、自分自身の足で立つこと)を生きる、
大きなヒントになるはず――
そんな思いから、Templeは生まれました。
Templeは、ただただシンプルに、いのちからはじまる対話をたのしむ場です。
どなたでも、自由に、ご参加いただけます。
ここでの主役は、私たちひとりひとりです。
どうかゆったりとくつろいで、瞬間ごとの出会いを味わってくださいね。」
テンプルウエブサイトより⇒ http://temple-web.net/
<会場である信徒会館2階>
最初に小出遥子さんによる挨拶のあと、「延命十句観音経」と「延命十句観音和讃」を
唱和しました。そして、横田南嶺老師と小出遥子さんによる和気藹々としたトーク
の後、3~4人のグループに分かれて、事前に読んでおいた課題文である、
横田南嶺老師と小出遥子さんとの対話記事を話をするきっかけとして、
対話をしていきました。
今回のTempleでは、一般参加者30名に、現役修行僧である雲水さん8名と
和尚が加わりました。
<読経をする参加者>
なるべく面識のない人と、3人から4人のグループを作ってくださいと言われて、
まず、周りをキョロキョロしながら、お互い、声を掛けてグループを作りました。
そして、円座に坐って、簡単な自己紹介をして、課題対話文を皮切りに対話を
していきます。話題は、一応「いのち」ですが、それにとらわれることなく、
自由に何を話してもよさそうな雰囲気の場を作り出してくれていますので、
気ままにそれでいて、偏ることなく話ができる印象です。
醍醐味は、それまで全く知らない人と、いきなり、割合長い時間、面と向かって
話ができることです。面と向かうということは、相手のいのちと直に向き合うと
いうことであり、それが自然な雰囲気の中で成り立っていることの凄さです。
小出さんがウエブ上で「Temple 」の様子を以下のように言っていましたが、
「最初は固い表情をされていた方も、ダイアローグが進むにつれて、
やわらか~く、リラックスしたようなお顔になっていくのを見て、
主催者としてはほっと一安心……。
娑婆での役割を脱ぎ捨てて、「なにものでもないもの」として、
ただただ「いのち」の対話をたのしむ……。」
まさにその通りでした。
ちなみに、来月には、円覚寺を会場として
≪Temple School 特別イベント第1弾≫ というイベントが開催予定です
横田南嶺老師とバランストレーナー・小関勲さん対話「“いのち”と“つながり”のお話」 &ヒモトレワークショップ
という内容となっています。日時は以下
2017年3月4日(土)
15:30~18:00(受付15:00~)
詳しくは、横田南嶺老師と小関勲さん対話「“いのち”と“つながり”のお話」 &ヒモトレワークショップ