マインドフルネス講義
今日は、午前10時から、信徒会館にて、精神科医であり、建長寺派林香寺の住職でもある
川野泰周先生をお招きして「マインドフルネス講義」をしていただきました。
マインドフルネスに強い関心のある横田南嶺老師の要望でこの講義が実現し、
雲水さん、居士林の方々、若手和尚などが参加してマインドフルネスを学びました。
川野先生は、大学で医師免許を取得後、建長寺僧堂にて修行し、
現在は、精神科医と住職を兼務されています。
横田南嶺老師による挨拶{従来の僧堂修行は「角を矯めて牛を殺す(小さな欠点を無理に
直そうとして、かえって全体をだめにする)」になっていないか。表面的な規則、作法に
とらわれて、肝腎な心の変革ができないまま僧堂をひいてしまっていないか。
従来の数息観をしろだけでなく、多様な坐禅指導に役立てて欲しい。}などとお話を
されました。
川野先生からは、まず、①精神疾患への理解を深めるという題で、うつ病、統合失調症、
パニック障害の説明をしていただきました。それに対して、雲水さんなどからたくさんの
質問が出て、先生に懇切丁寧にお答えいただきました。