管長 米沢巡礼 その3
老人ホームを後にして、一行は次に米沢仏教興道会経営の保育園を見学しました。
保育園の玄関入って、すぐにところにはお地蔵さんが安置されており、園児は必ず
この前を通るときは、手を合わせお辞儀をするとのことでした。
奥の部屋にいた園児が「和尚さん!和尚さん!」と大きな声をだして手を振っている
様子をみて、思わず破顔一笑する管長猊下。
保育園で一番大きいホールにて
手前の芝生と奥の駐車場の間にあるのが、保育園の畑です。園児は、野菜の種の購入から
始まって、種植え、草取り、収穫などを実習するとのことでした。
保育園内にある礼拝場所。
最後に記念撮影。
円覚寺で修行をされ、米沢に赴き関興庵の復興や米沢仏教興道会の創立に
深く関わった木村潤石師の遺徳は、時代を超えて、今でもここ米沢の地に根ざし、
受け継がれているのを実感する旅でありました。
木村潤石師の先見性の高さを見習って、後世の人々にも恩沢があるように、
これから我々は、どうあるべきか?何をなすべきか?を考えていく良い機会となりました。
今回の巡礼では、関興庵様をはじめ、多くの方々に温かいおもてなしを頂戴し
大変お世話になりました。深く御礼申し上げます。