円覚寺派 正宗寺 旌桜寺
正宗寺山門
昨日、円覚寺遠諱・展示広報委員会では、茨城県常陸太田市にある
ある円覚寺派寺院 正宗寺に遠諱の挨拶と末寺の寺宝調査に
和尚と学芸員さんなど14名で訪問致しました。
正宗寺参道
正宗寺は、923年に平将門の父・良将が律宗寺院増井寺として建立したことに
始まり、様々な変遷を経て南北朝時代に臨済宗寺院となり、現在では臨済宗円覚寺派
のお寺としてに至っています。
本堂正面
全盛期は、七堂伽藍が棟をつらね、4万石もの寺田を有し、臨済禅の一禅窟として
君臨したと伝えられています。
掛け軸などの調査の様子。
正宗寺の調査の合間に、委員の和尚は、近くにある円覚寺派寺院 旌桜寺(せいおうじ)を
見学に行きました。境内には、樹齢を重ねた桜の古木とお堂が2つ境内にありました。
この旌桜寺の旗桜は、桜愛好者には有名なようで、その寺名は、1631年佐竹氏が
お寺を建立した際に境内の桜が見事だったことから旌桜寺とした伝説があるそうです。
桜が満開の時期にぜひ訪ねたいお寺です。