山門施餓鬼と同帰施餓鬼
ー横田南嶺老師による法話の様子ー
今日は、大方丈にて、円覚寺本山の檀家さん(直檀)さんなどをお招きして、
山門施餓鬼が開催されました。
10時から、円覚寺派管長・横田南嶺老師による法話。
11時から、山内の和尚さんなどが参列してお施餓鬼法要となりました。
ー施餓鬼棚前にて水向けー
ー横田南嶺管長による御檀家さんの戒名の読み上げー
18時からは、円覚寺の門前にある墓地にて同帰(どうき)施餓鬼と
呼ばれる法要が、横田南嶺管長をはじめ山内の和尚様方、雲水さんが参列し
厳かに行われました。
同帰の墓地というのは、昔、修行中、無念にも亡くなってしまった雲水さんを
埋葬したところです。昔は、お寺の中には、高位の僧しかお墓をつくることが
できなかったことから、円覚寺の境内の外、門前の墓地に埋葬されました。
卵型の墓石が、修行半ばで亡くなった雲水さんのお墓です。
一年に一度、現役の雲水さんが主導で、修行半ばで亡くなってしまった
雲水さんを弔う為に、この同帰施餓鬼が行われています。