明日は、花祭り(降誕会)です。
坂村真民さんに「花」(坂村真民全詩集第5巻p255)という
花祭り(お釈迦様の誕生日を祝う行事)をうたった詩があります。
「花
花々の咲き匂う季節がくる
そして花まつり
釈尊はマヤ夫人の
四十の子であった
アソカの花を手折ろうとして
産気づき
花の下にしとねを敷いて
生まれられた
だがお産は重く
マヤ夫人は他界された
その為釈尊は花を見るたび
母を恋い慕う人となられた
華厳経に曰く
信はこれ道の元にして
功徳の母なりと
アソカの花の下で生まれ
沙羅双樹の花の下でなくなられた
この偉大なる人には
花は母であった
母の権化であった」
ー仏殿 花御堂ー
円覚寺では、午前10時から仏殿にて横田南嶺管長をはじめ山内の和尚、
雲水が参列しお釈迦様のお誕生を祝う儀式が行われます。
皆様もぜひご参列(ご随喜)くださいますように。