![blog-DSC01723](http://www.engakuji.or.jp/wp-content/uploads/2015/03/blog-DSC01723.jpg)
今、円覚寺専門修行道場(僧堂)では、独参後に、毎晩、輪読会が行われています。
森信三先生著「修身教授録」と伊与田覺先生著「仮名 論語」をテキストに
日替わりで交互に学んでいます。
![blog-DSC01712](http://www.engakuji.or.jp/wp-content/uploads/2015/03/blog-DSC01712.jpg)
今晩のテキストである「仮名 論語」です。
![blog-DSC01715](http://www.engakuji.or.jp/wp-content/uploads/2015/03/blog-DSC01715.jpg)
それぞれの雲水さんは、自分があらかじめ割り当てられた段落を素読し、
自分が調べてきた訳を述べます。
![blog-DSC01721](http://www.engakuji.or.jp/wp-content/uploads/2015/03/blog-DSC01721.jpg)
諸橋轍次先生は、論語を「今日まで千有余年、家毎に蔵せられ、人毎に誦せられて、国民精神の涵養に
裨補(おぎない助ける)し来たった」と仰せになっています。
そのような論語を、修行時代に仲間とともに学ぶような機会に恵まれることは、
本当に貴重なことであると思います。