達磨忌
今日は日曜坐禅会(毎月第1,3,5日曜日 8:00~9:30 場所:大方丈 自由参加)
が行われました。雨の中にもかかわらず、58名の方にご参加いただきました。
円覚寺派管長 横田南嶺老師による「伝心法要」の提唱も行われました。
-太鼓の響きの中での入場-
日曜坐禅会終了後、午前10時からは仏殿におきまして達摩忌(達磨大師のご命日の法要)が
厳修されました。横田南嶺老師をはじめ円覚寺山内の和尚様や雲水さんが出席され法要が営まれました。
奠具九拝(てんぐきゅうはい)の作法にのっとり、達磨大師にお茶お湯お膳をお供えします。
列拝(れっぱい)
横田管長が香を拈(ねん)じながら「偈(げ)・・・達磨大師の御徳を仰ぐ漢詩)」を奉読します。
意訳
達磨大師ははるばる印度の国から十万里も海に船を浮かべてやってみえて
嵩山少林寺の奥深い処で、門をとざしてひたすら坐られた。
もしも9年も面壁に向かって坐られた、そのお心を知ろうと思うならば、
ご覧、月は空にあり、水は水瓶にあるよ。
疏(しょ)・・・達磨大師を讃える回向文を円覚寺に伝わる「山節(やまぶし)」と呼ばれる
独特の節回しで読み上げます。
行導・・・行列をなし歩きながらお経を奉読します。