2014.09.02 おかげ 「おかげ」 わたしが今なお生きているのは 蜜のおかげだ 蜜のおかげということは 蜂のおかげということになる 何百何千の働き蜂たちが わたしのために 蜜を集めてくれるのだ しんみんよ 花に礼拝し 蜂に合掌し この大恩にこたえる 詩を作るのだ 彼(か)の来処を量れという 仏の教えを忘れるな {坂村真民全詩集第3巻より} 円覚寺山内・龍隠庵の参道にて。虎の尾の花のまわりに蝶が舞っていたので シャッターを押したら、偶然にも、蝶の上に蜂がいっしょに写っていました。 おかげ 前の記事 次の記事