京都マラソン 駅伝
1月30日(木)
昨日は東京・渋谷にて京都マラソンのプレス発表が行われました。
京都マラソンの併設大会として「interFaith駅伝~平和を願い祈るの駅伝~」が
開催されます。
interFaith(諸宗教間交流)駅伝とは、異なる宗教者(仏教・神道・キリスト教等)で
4人1チームをつくり、世界平和を願うタスキをつなぎながらゴールを目指す駅伝です。
マラソンをきっかけに宗教の枠を越えて、世界平和を願うことを目的としています。
全日本仏教会の副会長でもあられる横田南嶺管長猊下も、なんと、タスキをつなぐ
駅伝ランナーとして参加をされます。その記者会見での
管長猊下のあいさつされた内容です。
「宗教というものは、それぞれ世界の平和人類の安寧を祈りながらも、ともすれば
お互いに争いを引き起こしたりしかねません。人類の歴史を見てもその通りです。
私は鎌倉にあって先年の東日本大震災以来、鶴岡八幡宮様を中心に鎌倉中の神社の
神官や仏教の各宗派の寺院僧侶、それにキリスト教の神父さん牧師さん達が、皆一つに
なって、震災で亡くなった方の追悼と被災地の復興を祈る行事を始めました。そんな体験から
宗派や教義の違い、或いは国境を越えて真実の祈りは共鳴し合い一つになることを学びました。
そんな折に、このインターフェイス駅伝の話をいただいて、それならば是非とも全日本仏教会を
代表して走ろうと決意致しました。本来ならば会長が出るところですが、会長は九十六歳と
高齢ですので、会長の心を受けて走ろうと思いました。私は禅宗ですから坐ることは得意でも
走るのには慣れていません。また今年五十になりますので、十キロを走るのは容易ではありません。
しかしながら、全身全霊、渾身の力を振り絞って、世界の平和、人類の安寧、震災で亡くなった方の
ご冥福と被災地の復興とを祈って、お互いの宗派の違いを超えて一つになって祈り走りたいと
思っております。」
日時は
2月16日(日)9:00 スタート
コースは
京都マラソンのコースと同コース
となっております。
皆様、応援をくださいますように。