五百羅漢研究会
4月11日(木)
今日は、午前中、山内・雲頂菴さんで行われた五百羅漢研究会に管長様や学芸員さん
檀信徒さんなどとともに出席して参りました。最初に夢窓国師の頂相(肖像画)に関する
お話がありました。夢窓国師の頂相はその数たくさんありますが、紙型をもとに
描かれている為、シルエット等に統一性があるとのこと。また、妙智院の国師頂相に
描かれている黄色い袈裟が黄梅院に伝わる袈裟と同一ではないかとの説を講師のU先生
がおっしゃられていました。
五百羅漢図は、「経典奇瑞」の幅を説明していただきました。この幅もそうですが、
五百羅漢図のいくつかは仏教説話をビジュアル化したと推測できるものがあるとのこと。
絵の中にストーリーを読み解くことができる可能性をお示しくださいました。
新緑が目にまぶしい季節となりました。山門。
虎頭岩(ことうがん)。虎を檻に入れてみました。
大方丈前庭。
光と影。
沸き立つ雲。