大宇宙 いのち
12月6日(木) その2
管長様が昨日の淡青坐禅会で提唱されたことをまとめてみました。
「無常」というものは、何か絶対的なものがそうしようとしている
のではなく、自然とそうなるとしか言いようのない、宇宙の法則で
あります。
無常であるから、大宇宙、太陽系、地球が出来て、刻々と変化し、
その大きな変化の中に私達はいのちをいただいて活動をしている。
移り変わることのない真理とは、この無常のままに変わり続けていく
永遠のいのちであります。この変わりづめに変わっていく、その大きな
宇宙、大きなエネルギーとも申し上げましょうか、これを強いて言うならば
仏、神、真理とでも名を付けている。
私達は、この大宇宙、大自然、大きなエネルギーの中で一分のいのちを
いただいて活動をしているのです。
大宇宙、大きなエネルギーの中から生まれ、大宇宙、大きなエネルギー中で
一時(いっとき)を生き、そして、また大宇宙、大きなエネルギーの中へ
分散して帰っていくのです。ですから、大宇宙とわれわれのいのちは、
本来一つなのです。