12月2日(日)
管長様が土日坐禅会で提唱されたことをまとめてみました。
その目に前に現れているもの、その目の前の毎日の暮らしこそ
真理であります。これに気づかずに、禅とは何だ?無心とは?・・・
と千里萬里思うたところで遠くして遠しです。こんなことを
考えに考えておれば、いざという時、全く役に立ちません。
世の中というものは、自分の考え通りものが出てくるわけでは
ありません。それを自分の考えだけをたよりに生きていこうしても
考え通りのことはなかなか出てきません。
ですから、賢明な生き方というのは、自分の考えを離れて、
からっぽになって、その場その時に応じて生きていくこと
であります。
<居士林>
(後記)
今日は午後から蔦禅会(坐禅会)でした。深々と冷える居士林の
堂内で、11名の方が坐禅を体験されました。皆様、お疲れ様でした。