心叟老師7回忌
11月9日(金)
今日は、東京・白山の龍雲院(白山道場)に斎会のお手伝いに
行って参りました。龍雲院は現在、管長様が兼務住職をしています。
そのお寺の先先住である研山和尚様の50回忌と先住であり、
管長様の出家・得度のお師匠様であられる心叟老師の7回忌
でした。
まるで生きてそこにおいでになるかのようなすばらしい頂相が
掲げられていました。
心叟老師は、建仁寺・竹田益州老師の法を継がれた方の一人で、
龍雲院(通称 白山道場)において坐禅会など多くの人々の教化に
尽くされ、まさに「衆生無辺誓願度」の一生を送られました。
斎会にあたっての管長様の偈頌です。
恐れながら、意訳してみました。
「今日、研山和尚の50回忌と心叟老師の7回忌を迎えた。
お二人のことをいろいろと思い慕うこの斎会。
いただいたご恩すべてに報いることはかなわないけれど
せめて、今はただ、一握りのお香を焚いてお二人に捧ぐ。」
建長寺や京都・東福寺の管長様、祥雲寺の老師様などが
参列され、厳かに式が営まれました。