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臨済宗大本山 円覚寺

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2012.07.05

一つの塵の中にだも

7月5日(木)制末大摂心・初日
 管長様が僧堂摂心で提唱されたことをまとめてみました。
 「毛 巨海を呑み、芥に須弥を納(い)る」という禅語があります。
この大千世界すべてが一本の毛すじの中に収まるということであります。
 私たちのこの念の中に、この思いの中にもう無限の仏様が
そこにこもっている。仏というものは、常に活動している、
動き続けている。私たちの心の中に、一つ一つの思いの中にも
仏様が活動をしているのであります。
 「ヒッグス粒子」というものが発見され、これによって、宇宙の
始まりとそして終わりが解明されるかもしれないと今日の新聞
記事に載っておりました。今の宇宙は何もないと言われていましたが
実は素粒子に満ち溢れているそうです。
 お釈迦様は、はるか昔に「宇宙は塵だ。」とおっしゃっています。
そして、「その一つ一つの塵の中に無限の宇宙が存在している」と
お悟りになられました。それが華厳の教えであります。
 かたじけな 一つの塵の中にだも
         よもの仏の こもらぬはなし
 この歌は、たった一つの塵の中に大宇宙の仏様がこもっている
ことを表現しています。
 山本玄峰老師は掃き掃除の時に「たとえ、塵、ほこりでも丁寧に
扱え」とご指導されたそうです。たとえ、今塵やほこりであっても
もとをたどれば、私たちの衣服などであったのだから、丁寧に
大事に扱えと仰せになったそうです。
 ほんの一かけらの塵の中でも大千世界の御仏がこもっている。
もっと日常の中でも、たとえば、一粒のお米、一杯の水・・・を
丁寧に扱っていく。一念一念、何事においても心をこめて
感謝していく。それが華厳の具体的な実践であります。
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梅花甘茶 <黄梅院>
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ソバナ 
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