諸葛菜(しょかつさい)
3月28日(水)その2
ダチョウの頭のように見えますが・・・しでこぶしです。
モクレン科。もう少しで花開きます。古代植物の生き残りと
いわれ「生きている化石」と呼ばれています。自生個体群は
絶滅の危機にあるそうです。<龍隠庵>
紅梅とミズキのコラボ!<法堂跡>
オオアラセイトウ、別名諸葛菜です。あの三国時代の
諸葛亮孔明が南征した際に10万の兵士が野菜不足に
よるビタミン欠乏症の危機にさらされました。その時
地元の人々が食べていたこの植物に目をつけて
陣営の周り植えて、兵士に食べさせてしのぎました。
南征後漢中に持ち帰り栽培したことからその名が
ついたそうです。日本では江戸時代に輸入され、
それが野生化していったそうです。黄梅院の崖の
ふもとは、今頃から、諸葛菜による紫色の花畑
となります。