蕗飛蝗(ふきばった)
8月23日(火)
午後に白山の留守番から鎌倉に戻って来ました。
庭のお手入れに来てくださっている方に今咲いている花や
これから咲く花などを訊いて庭を歩いていると、苔庭の石塔に
とかげのようなものを発見しました。かなへびの赤ちゃんだそうです。
月面着陸って感じですね。
イナゴににそっくりですが、蕗飛蝗だそうです。寿徳庵副住さんから
教えていただきました。イナゴとの違いは羽根が退化してしまって、
ほとんど飛ぶことができないことだそうです。
蕗(ふき)の葉を好んで食べることからこの名がついたそうです。
たかさご百合の花の裏で脱皮して飛び立ったセミの抜け殻です。
なんて風流なヤツなんでしょう!
1日経過するだけで、咲いていた花は散り、また別の花が
咲き始めます。花を見ていると変化に敏感になりますね。