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臨済宗大本山 円覚寺

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2011.07.21

仏心の中で

7月21日(木)
 管長様が夏期講座で提唱されたことをまとめてみました。
 にっちもさっちもいかない、どうしようもない状況であっても、
その姿がそのまま仏心の姿であります。生老病死、思うに
任せないことも多々ございます。いくら、博覧強記の人でも
年をとり、病気をしたりてものおぼえが悪くなってしまうことがあります。
また、弁舌さわやかなであっても、何かのことでものを言えなく
なってしまうこともあると思います。たとえ、そうなってしまっても、
その人に何の値打ちもないわけでは決してありません。その人が
そこに生きている限りそれは仏心の姿であります。
 先日、南相馬市の93歳のおばあさんがお墓に避難しますと
自らの命を絶たれたという記事が出ていました。
足手まといになると言い残してだそうです。こんな悲しいことは
ありません。決して足手まといなんかではないんです。
そこに生きてくださっている、生きていること自体が仏様の
はたらきであって、仏様そのものであります。どうか仏様の命を
最期まで全うすることのできる世の中でなくてはならないと
痛切に思いをしたことであります。
 我々苦しいこと、思うようにならないこと多々ありましょう。
けれど、それはことごとくみんな仏心の中のことであり、仏心の中で
仏様の命をいただいて今息をしている。このこと自体それは
これ以上尊いことはないのであります。
 そして最期は仏心の中で息をひきとり、仏心の流れの中で
一つに帰って行くのであります。
 (後記)
  本日は、台風の中ににもかかわらず、大勢の方が拝聴されました。
 誠に有り難うございました。
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