四十九日追善供養法要
4月28日(木)
本日は、円覚寺仏殿での「東日本大震災追悼法要」に参加して
参りました。
はじめに、管長さまが偈(漢詩)をお唱えになります。
「乾坤(けんこん)震裂(しんれつ)す 大災殃(だいさいおう)
波襲い 家流れて 實(まこと)に傷むべし
専ら願うところは 海安らかに 人亦穏やかならんことを
恭しく焼(た)く 追善一爐(ついぜんいちろ)の香(こう)
観音経普門品世尊偈を奉誦。
終わって、参列者の方の焼香です。
大震災で犠牲になられた方に心よりご冥福をお祈り申し上げます。
(後記)恐れながら、管長様の偈を意訳してみました。
「天地が裂けんばかりにゆれて 人々は大惨事に見舞われてしまった。
大津波が家々をのみこんでいく姿をみると 本当に心が張り裂けそうだった。
あれから四十九日。今はただただ、海が安らかで、被災された人の心も亦
穏やかになること祈らずにはいられない。
祈りを込めながらこの一弁のお香をたく。」