涅槃会
2月15日(火)
今朝、涅槃会に出頭してきました。
大きな儀式があると、管長様が偈(漢詩)を作られ、それを儀式中に
大きな力強い声で唱えられます。
「雙林(そうりん)滅却す 白毫光(びゃくごうこう)
往昔(そのかみ)人天 悉く嘆傷す
末世の比丘 慚愧多し
夜来の風雪 心腸を断つ」
ちなみに、結句は、当初別の句だったそうですが、
昨日からの突然の雪のため、このように変更されたそうです。
昨日のコメントの質問にありました赤い袋は、お釈迦様のお母さんが、
上空から投下された薬の入った袋です。残念なことに沙羅の木に
引っかかってしまったそうです。
涅槃図では、お釈迦様の下方に伏して悲嘆にくれている阿難尊者の
姿が描かれています。