提唱 碧巌録49則
11月7日(日)
老師が提唱されたことをまとめてみました。
坐禅の修行は (良い意味で)バカになる修行だ。
時には とぼける所が出てくると奥が深い。
「強に逢うては即ち弱」
強くでてきた相手に対して まともに相手をすればお互い傷つけかねない。
そこで とぼけたふりをしてサラリとその場を切り抜けることも時には大切。
それが 本当の掛け合い。勝負をしないという手もある。
どっちが勝ったどっちが負けたというものを超えたところ。
にんげん あんまり賢すぎても長持ちしない。
理論理屈をたたかわすのではなく 暖簾に腕押しじゃないが
ぼやーっととぼけているようなところに味わいがある。