提唱 碧巌録48則
9月19日(日)
老師が土日坐禅会で提唱されたことをまとめてみました。
ありがとう! すみません。という言葉が素直に出てくるのが
修行の一番大切なところ。
長年修行をするとどこか自分が偉くなったと思いがち。
そうすると素直にすいませんということがなかなか言えなくなってしまう。
それは、自分は修行して偉い、他人はそうではないという差別の心。
でも、仏心は平等!
本当に修行した人は、誰であろうがみんな平等に看る。
まちがい、あやまちは誰にでもあるのだから、
そういう時に素直に受け止めること。
どこでどういう姿をしていようが、どう転んでもそれが仏心の中に
あるとわかると素直に受け止め、認めていくことができる。
粗相をしてしまっても、大きな目で見ればそれも一つの景色
しまったとうろたえるのも一つの景色
そう思っておれば、うろたえたって平気になる。