提唱 日曜説教
8月8日(日)
老師が日曜説教で提唱されたことをまとめてみました。
仏教で言う「縁起」は、平たく言えば「おかげさま」。
命は、もろくはかないのが真実。
そんな中で、私たちは、たくさんのものの関わりの中で生かされている。
両親のおかげ、お日様のおかげ・・・といただいたおかげは、数え切れない。
縦のつながりをみれば、ご先祖さま。
横のつながりをみれば、ご近所、学校、職場・・・
私たちが、何気なく何不自由なくいられるのは、多くの亡くなった人のおかげである。
縦に横に無限のつながりの中で、かろうじて今保たれているのがこの私たちの命であり、
この無限の命のつながりが只今私の上に連なっているんだと気づき、
ありがたいと感謝して手を合わせることができれば、それが一番幸せ。
ちょうどお盆の季節。
私たちは、亡くなった人おかげで今こうして生きている。
では、どういう気持ちでお供えをしたらいいだろうか?
「如在(にょざい)」・・・いますがごとく
そこに大事な亡くなった方がいらっしょるような気持ちでお供えをしましょう。
幸せは こんなものかな はんぶんこ
姿かたちは、見えないけれどいつもいっしょにいるように
亡くなった方、仏様とはんぶんこ
仏様とも分け合うことでいっそう心豊かになる。