提唱 無門関四則
7月25日(日)
老師が、夏期講座で提唱されたことをまとめてみました。
無常(みな良きにしろ悪しきにしろ必ず移り変わっていく)
無我(これこそ自分というものはどこにもない)
人は無常無我に徹してみてはじめて、わかる。
「あ~生まれてきてよかった!」と。
無常無我、何にもないところに帰ったら、
只今の一時を、こうして今様々な人たちとめぐり逢い生きていることに
ありがとうの気持ちを感ぜずにはいられない。
わがままな自分があるうちは、「ありがたい」とは感じられない。
「私たちが何気なく生きている今日は、昨日亡くなった人にとっては
かけがえのない一日であることを忘れてはならない。」
だから、私たちは、今日一日を笑顔でニッコリとほほえんで
精一杯自分のお務めをしていこう!
仏の教えは、生まれてきて良かった!と心の底から感謝すること。
その為には、無常無我に徹することが先決。