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臨済宗大本山 円覚寺

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2010.05.17

提唱 碧巌録45則(その2)

       5月17日(月)
  老師が土日座禅会で提唱されたことを私なりにまとめてみました。
  (昨日の続きです)
  先先週 老師は一週間肺炎で入院されたそうです。
 肺炎ですので 呼吸をすると咳が出ますので
 深く呼吸をすることができませでした。
 
 ですから 治ってみて深く呼吸ができるようになると
 呼吸のありがたさを改めて実感されたそうです。
 「坐禅をしたら 静かに 呼吸をする
  たったそれだけのことが どれだけすばらしいことか」
 病気になったおかげで 病気をいただいたおかげで
 改めて 気付かれたそうです。
 だから 病は苦しみかもしれないが
 「ありがたい」と思われたそうです。
     病気も 修業のうち
  また、こんなお話もありました。
 老師が入院している部屋の数室となりの老人が
一日中 大きな声で 怒鳴っていたそうです。
ある時に 若い看護師さんに老師は
「あんな大声を上げて 一日中 看護師さんを怒鳴っている人がいると
たいへんですね」と同情して言ったそうです。
 そうしたら その若い看護師さんは
「あの人のことですか・・・
 あの人も大変なんですよ。」
 とお答えになったそうです。
 老師はその言葉を聞いてはっとされたそうです。
 その老人の孤独感 体が衰えていく不安等
 人にあたらざるをえないその苦しみに
 そして それを受け止めている看護師さんに
そういうものの見方もあるのだと気付かされたそうです。
  
 
  

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