5月9日 日曜説教(その2)
5月10日(月)
老師が昨日日曜説教で提唱されたことをわたしなりに
まとめてみました。(昨日の記事の追加です。)
これは、円覚寺中興大用国師とその母とのお話です。
幼い頃、小僧としてお寺に預けられた大用国師は、
いわゆる「やんちゃ坊主」で、わるさををすると
ことある事にお母さんが呼び出されて和尚さんに
注意をされたそうです。お母さんは、自宅からお寺まで
20キロ近くも歩いて息子のために謝りに行ったそうです。
国師70歳のときに、お母さんは99歳でお亡くなりになりました。
国師は、そのことを和歌にしたためました。
おとづれて いさめたまいし ことのはの
深き恵みを くみて泣きけり
(後記)
昨日は、母の日でした。
老師がおっしゃられたように
素直に「生んでくれてありがとう。」
「育ててくれてありがとう。」の気持ちを
持ちたいものです。