碧巌録44則の提唱
4月4日
土日座禅会 碧巌録44則 禾山解打鼓
老大師が提唱されたことを私なりにまとめてみました。
昔、ある老師が大きな石の上に小さな石をのせて
雲水達に「さあどうだ」と迫ったそうだ。
多くの雲水は、ああだこうだと考えていたところ
ひとりの雲水が「そんなものは、なんでもない。」
と言ったそうな。そしたら、その老師は、
「それでいいんじゃ。」とおっしゃったそうな。
悟りとは、ひっつかかったら、いかんのだ。
人は、何でもないことにひっかかりがちだが、
何でもないことをなんでもないとわかり、
サラリサラリとやっていく。
ドドンと太鼓がなっつたら、ドドンと自分一枚。