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臨済宗大本山 円覚寺

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2012.02.19

禪語の解釈

2月19日(日)
 管長様が本日の土日坐禅会で提唱したことをまとめてみました。
 「随波逐浪(ずいはちくろう)」という禪語があります。これは
良い意味では、相手に応じて、相手に随って人々を救っていく
という意味であります。同じ言葉が、否定的に、波に流され、
のまれてしまって身動きができないという意味で使われます。
 また「和泥合水(わでいがっすい)」という禪語も肯定的には
人々を救っていくためにあえて泥の中に身を投じていくという
意味で使われ、否定的には徹底していない、まだ煩悩の泥に
つかっているという意味で使用されます。
 こういう訳であるから、禪語は解説・解釈ができないのであります。
その場でどういう意味に使われているかでぜんぜん違うのであります。
 ですから、禪の解説書を読んでこの禪語はこういう意味と一方的に
思いこんでしまうと随波逐浪にしても和泥合水にしても全く合わなく
なってしまいます。
 そこで禪語は解釈できないという立場から解説をつけない
「禪林句集」を作ったしだいです。
 解説をつけたら間違うんです。その場でどういう意味になるかは
その場になってみないとわからないのであります。へたに
解説があるとこの禪語はこういう意味と思いこみ、ますます
自分でものを考えることができなくなります。
 解説を読まんのがいいというのはそういうことであります。
そうして自分でどういうことかしらとわけがわからないままで
問いを持ち続けるのでいいのであります。

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