2013年12月25日

12月25日(水) 冬季学生大攝心 最終日
横田南嶺管長が冬季学生大攝心で提唱されたことをまとめてみました。
 みんな仏様、観音様と寸分違わぬ心を持って生まれてきている。
仏様、観音様の心が私たちめいめいの本心なのです。本心を見失うのが
迷いであり、それに気づくのが悟りであります。
 修行の本質というのはその本心に目覚めることに他なりません。
その為に腰骨を立ておなかにグッと力を入れて長い呼吸をする。そ
そうすると心の様々なみだれ、心の表面のざわつきもおさまってくる。
 水の表面が波立っていると底が見えない。しかし、表面がおさまると
底まで透き通って見える。そのように心の表面のざわつきがおさまると
見えてくるのは、私たちの本心というのは仏様、観音様の心である
ということなのです。
 あらゆるお経というのは、私たちの本心とはいかなるものかを説いています。
あらゆる仏像などもその姿を見れば私たちの本心が何なのかわかるように
できています。
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 最近、あるお寺からこの観音様のお軸をいただきました。
明治時代にご自身坐禅を経験された方が描かれたもので
高い精神性がうかがわれます。
 これも、私たちめいめいが持っている本心を姿・形に表したものなのです。
(後記)
 おかげさまで、平成25年冬季学生大攝心も無事に終了しました。
一番寒さの厳しい時期に最後までご参加いただき、誠に有り難う
ございました。

2013年8月13日

突然の訪問者

8月13日(火)
 今日は黄梅院の盂蘭盆会塔婆供養2日目でした。40名くらいの
お檀家さんが法要に参加されました。皆様、たいへんお暑い中を
ご参加いただき誠に有り難うございました。
 また、本日は横田南嶺管長のところに5人の若い訪問者たちが
お見えになりました。その方たちは、立腰(りつよう)教育で有名な
森信三先生のお弟子の寺田一清先生が主催する読書会に参加している
人たちで、現役の教師をされているそうです。
 突然の訪問、しかも、法要直前でしたが、横田管長は5人の方に上にあがって
いただきお茶差し上げて話しを聞き、法要の時間になると5人にも法要に
参加していただき、終わってから管長ご自身で舎利殿の案内までされていました。
 この5人の先生方は、明後日、鍵山秀三郎先生が主催する奉仕の掃除の参加し
それが終わってから靖国神社に参拝するとのことでした。
 志を持った若い人達の突然の訪問を横田管長はたいへん歓迎している
ご様子でした。
 
 

2013年4月15日

4月15日(月)
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今、黄梅院では藤が一番の見頃です。
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 今朝は立班(りっぱん)と言いまして、平たく言えば雲水さんから和尚さんになる
儀式に出席して参りました。円覚寺派に2人の新しい和尚さんが加わりました。
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2013年3月25日

3月25日(月)
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朝からの雨にもかかわらず、桜は満開です。
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妙香池に初めてお目にかかる来訪者。うでしょうか。
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山吹 <黄梅院>
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 黄梅院の山では、山桜が見頃です。散り始めると黄梅院を包む谷に
桜吹雪が舞い落ちる光景が見られます。
(後記)
今日は、午前中、居士林で合気道(関係者)坐禅会でした。

2012年12月3日

12月3日(月)
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<龍隠庵参道>
(後記) 今日は、午前中、海上自衛隊坐禅会でした。28名の
    自衛官が参加されました。
     
    午後からは本山で教学委員会に出席して参りました。
    円覚寺派和尚さんの為の住職研修会の日程(6月7日に決定)・
    内容(法話の実践)や来年の夏期講座の講師の推薦などの
    ついて話し合われました。
     
     また、管長様から直々にいくつかの提案がありました。
    一つは、拝観券のデザインを四季おりおりで変えること。
    
    2つ目は、総門で配布しているパンフレットをそろそろ
         新しくすること。
    3つ目は、円覚寺のホームページをもっと活用できるように。
    などです。
     出来る限り、皆様により親しんでいただける円覚寺と
    なるように精進して参りたい所存です。
    

2012年11月15日

11月15日(木)
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もう長く使われていない古井戸です。この錆(さび)具合が
何とも寂(さび)を感じさせてくれます。 <正伝庵>

2012年9月14日

インタビュー記事

9月14日(金)
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管長様の故郷の「熊野新聞」(9月12日付け)に管長様への
インタビュー記事が載りました。全文を紹介します。
 「災害でも自然を恨むことなく、精いっぱい生きよう」
新宮市出身・臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師(46)
 わが熊野では臨済宗において二人の名僧を持つ。お一人は
本宮町四村生まれ、1961年96歳没の妙心寺派管長・山本玄峰老師
もう一方は新宮市出身、現在46歳の円覚寺派管長・横田南嶺老師
である。まさに、郷土の誇りと言えよう。
 9月4日、台風12号犠牲者慰霊供養に来新された横田老師。老師を
新宮駅でお迎えし、その高潔で穏やかなたたずまいに`おおいなる
ありがたさ`を心に抱く。そして、熊野川町田長での供養後に
インタビューをさせていただいた。
 {老師の子ども時代、そして発心のことなどをお聞かせ願えますか?}
ー人は死ぬ、その様子が私の記憶の始まりです。満2歳の時祖父が亡くなり
火葬場で祖父の棺桶が焼かれ白い煙が昇っていきました。母は私に
「おじいさんは、あの白い煙になってお空に昇っていくの」と教えて
くれた。さらに、新盆になって、ちょうちんを載せた船で御霊送りを。
この時も「おじいさんは、あの船に乗ってあちらの世界に帰るの」。
いずれも、おじいさんはどこに帰っていったのか実に不思議で不安に
思いました。
 この不安は、小学生の級友が白血病で突然亡くなり、さらに強い
ものになりました。そんな頃です、菩提寺である清閑院の座禅会に
参加したのは。そこで、由良・興国寺の目黒絶海老師にお目に掛かる
ことに。絶海老師がご本尊にご焼香されて礼拝される姿に、私は
子供心に身震いするような感銘を受けました。`ここにこそ、
生死の問題を解決する道がある`と確信いたしました。
 そこで、由良の老師の元へ独参するようになりました。中学生の
頃です。興国寺では、はっきり印象に残っていることがあります。
老師が色紙に富士山の絵をちょこんと描かれ、その讃に
「すべってもころんでも登れ ふじの山」。そして、「禅の修行は
始めたら最後まで成し遂げなければいかんぞ」とお言葉を掛けて
くれた。今でも心に刻んでいるお言葉です。
{大学時代~僧堂時代のことなどを。}
ー高校時代にラジオで偶然、松原泰道先生の講話を聞いてお手紙を
出しました。そのご縁で先生から勧められ、大学時代には東京文京区
にある小池心叟老師に師事。剃髪して出家いたしました。現在は
ただその延長線上で修行をする身です。
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トラノオ <龍隠庵>
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2012年7月1日

今月の言葉

7月1日(日)
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管長様揮毫。坂村真民さんの詩。

2012年5月3日

仏の子 その2

5月3日(木)
 昨日の新聞のコラム欄に、昭和天皇と戦災孤児
との次のような逸話が載っていました。
 陛下が昭和24年に佐賀県に行幸された時の
お話です。
{寺では境内に孤児院を造り、戦災孤児40人を
養っていた。陛下は部屋ごとに足を止められ、子供
たちに笑みをたたえながら腰をかがめて会釈し、声を
掛けて回られた。ところが、最後の部屋では身じろぎも
せず、厳しい尊顔になる。一点を凝視し、お尋ねになった。
 
 「お父さん、お母さん?」 少女は2基の位牌を抱きしめて
いた。女の子は陛下のご下問に「はい」と答えた。大きく頷かれた
陛下は「どこで?」と、たたみ掛けられた。
「父は満ソ国境で名誉の戦死をしました。母は引き上げ途中で
病のために亡くなりました。」「お寂しい?」と質された。少女は
語り始めた。
 「いいえ、寂しいことはありません。私は仏の子です。仏の子は
亡くなったお父さんとも、お母さんとも、お浄土に行ったら、きっと
また会うことができるのです。お父さんに、お母さんに会いたいと
思うとき、御仏様の前に座ります。そして、そっとお父さんの、
お母さんの名前を呼びます。するとお父さんも、お母さんも
私の側にやってきて抱いてくれます。だから、寂しいことは
ありません。私は仏の子供です」
 陛下は女の子の頭を撫で「仏の子はお幸せね。こらからも
立派に育ってくれよ」と仰せられた。見れば、陛下の涙が畳を
濡らしている。女の子は、小声で「お父さん」と囁いた。
陛下は深く深く頷かれた。}
 心の奥底まで響くお話ですね。

2012年2月26日

祝一周年

2月26日(日)
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 今日は午後から「蔦禪会(ちょうぜんかい)」という坐禅会でした。
ちょうど一年前の、梅が咲いている今頃、第一回目を行いました。
あれから時が経つのは早いもので一周年を迎えることができました。
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蔦禪会とは変わった名前ですが、英語のアイビーの日本語訳が蔦(つた)です。
アメリカ東部のハーバード大などの名門私立大学8校からなる連盟を
アイビーリーグといいます。みな伝統的な大学で、校舎が蔦に覆われている
ことが多いことからその名がついたそうです。
 たまたま、円覚寺の別の坐禅会に参加されていた、アイビーリーグ出身の
Bさんから坐禅に関心のある同窓生向けの坐禅会をやりたいとの
お話をいただき「蔦禪会坐禅会」が生まれました。
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 始めた時は、これ一回限りでまさか一年も続くとは全く想像も
していなかったのですが、毎月1回ずつ重ねて、今日の日を
迎えられてなかなか感慨深いものです。
 参加者はBさんやJさんがアイビーリーグの同窓会にネットで募集
して来る方とあとは縁故の方で様々です。会は、最初に坐り方の説明
をして15分くらいの坐禅を2回と途中「歩く坐禅」をして最後に30分くらい
円座になって参加者の自己紹介と質疑応答をします。BさんやJさんが
通訳をしてくださる中で会が進んでいきます。毎回15名ぐらいの方が
参加くださり国籍も様々です。
 今日、参加された中に、外国人向けのガイドをしている方がいて、
「欧米の方で禪に関心のある人は多く、禪について尋ねられる
ことが多いので参加しました。」とおっしゃていました。
 本当にこれからが楽しみな坐禅会です。
 

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