2018年9月5日

東北の旅


保存されることになっている南三陸防災庁舎跡

津波で児童74名が亡くなった大川小学校

 円覚寺派管長・横田南嶺老師は、昨日、今日と東北地方を巡礼されました。

管長がその紀行文がお書きになりましたので、皆様、ご一読ください。以下。

「岩手の水沢にあるお寺の大きな行事で

大導師を勤めることになり、

久々の東北を回ってきました。

仙台まで新幹線で行き、レンタカーで

まずは松島の瑞巌寺にお参り。

瑞巌寺は、十数年にわたる大修理を

終えて今年の6月に大落慶法要があり

それに招かれていたのですが

こちらの大摂心の為に行けなかったので

お祝いとご挨拶をかねて修復なった諸堂を拝観しました。

そののち、石巻市の大川小学校跡地を訪ねました。

津波で大勢の子供達がなくなった学校ですが

そこに手を合わせてご冥福を祈りお参りしました。

そののち復興なった南三陸に入りました。

かつて悲劇となった南三陸防災庁舎跡は

そのまま残っていましたが

周囲に盛り土があって、当時の面影とは

別のものとなっていました。

そして復興された南三陸さんさん商店街を

訪ねました。

そののち気仙沼を訪ねて、

ささやかな復興支援を

させていただいた地福寺に立ちよりました。

本堂には私の延命十句観音経意訳と和讃の

経本を作って

お唱えして下さっているようで、

うれしく思いました。

大勢の津波犠牲者をお祀りしているお堂には

私の延命十句観音経の色紙が

表装されてかけてくれていました。

震災の後には津波にすべて呑みこまれて

見る影もなかった周囲の土地は、

今年新たに田んぼにしたとかで

美しい緑を目にして、何かホッとしたものを

感じることができました。

沿岸部では、大きな防潮堤をつくる

大工事が依然続いていますが、

それ以外は、平穏な街に戻りつつあることを

感じました。

久々の東北行脚でした。

2017年12月15日

管長 九州巡礼

 円覚寺派管長 横田南嶺老師は、12月13~14日に九州を巡礼されました。

 
 横田南嶺老師から、今回の巡礼への思いを綴ったコメントをいただいています。以下。

「 今回の九州行きは大分の万寿寺を訪ねることでした。

万寿寺の老師にお目にかかりお亡くなりになった万寿寺の先代の老師の

お参りをしたいためでした。

 しかしながら、万寿寺の老師からせっかく来るのなら

是非話をして欲しいと頼まれ期せずして、大きな法話会となりました。

 そのあと臼杵に泊まって、朝のうちに磨崖仏を拝み

そのあと、宮崎県の高千穂神社をおまいりして

さらに熊本の幣立神宮に参拝してきました。

 長年、真民先生が「大宇宙大和楽」の啓示を受けた

この二つの神社をおまいりしたいと念願しながら

ようやく今年の暮れにその願いを果たせました。」


臼杵の磨崖仏


 創建は1900年前にさかのぼるという高千穂神社。

天孫降臨の地である高千穂の八十八社の総鎮守である。

緑深い境内。

清浄なる気に満ちあふれている。

参拝して荘厳な気に浸っているとたまたま宮司様が通りがかり、

「どちらからお越しですか」と親しくお声をかけて下さり、

「鎌倉からです」と申しあげると「鎌倉のどちらですか」と

 
問われましたので「円覚寺です。」と答えて、しばし立ち話をして

お互いに名刺交換し、ご著書もいただいてきました。

清浄な神社にふさわし高潔なご人格の宮司さまでした。


幣立神宮は日本で一番古い神社と伝えられ、さらに万物の親神である

「大宇宙大和神(おおとのちおおかみ)」という神様が唯一、

祀られています。

真民先生が「大宇宙大和楽」の啓示を受けられた地だけあって、

気に満ちている。

真民先生の碑も境内に建てられている。

宇宙大和神の碑。

 
 以下、坂村真民先生の言葉です。「わたくしが「大宇宙大和楽」の真言をいただいたのは、

今から十年も前、八十一歳のときでした。

 宮崎県の高千穂神社に参拝し、夜神楽を観ているとき、大和楽の啓示をい

ただき、その翌々日、熊本県阿蘇の高天原にある、日の宮幣立神宮にお参り

したとき、宇宙大和神(おおとのちおおかみ)という、

日本民族の神が在しますことを知りました。その二つのお宮から、

大宇宙大和楽という、日本国と日本民族が、宇宙の中で、

何を為すべきかの使命を知らされたのでした。」

2017年9月1日

愛媛巡礼 


大乗寺の山門前にて。中央に河野徹山老師と横田南嶺老師。

 円覚寺派管長・横田南嶺老師は、先日8月30~31日に

老師をこよなく慕う若手布教師の有志の和尚さんらと

愛媛県にある大乗寺や坂村真民記念館などを巡礼されました。

坂村真民さんが毎朝、拝んだという重信川の朝日。

重信川の朝日を浴びる大乗寺・河野徹山老師と横田南嶺老師。


大乗寺にて河野徹山老師の講話を拝聴。

大乗寺にて真民詩を講義する横田南嶺老師。

大乗寺にて真民詩を講義する横田南嶺老師。

大乗寺地蔵堂にて坐禅。

宝厳寺新本堂阿弥陀像の前で河野徹山老師と横田南嶺老師。

坂村真民記念館前にて西澤孝一館長夫妻と。

2017年3月26日

管長 愛媛・坂村真民記念館で講演会


 円覚寺派管長 横田南嶺老師は、昨日、愛媛・砥部町にある坂村真民記念館横の

商工会館にて記念講演会を行いました。

 今、坂村真民記念館では、「東日本大震災と坂村真民の詩」展が開催されており、

関連イベントとして、この記念講演会が開かれ、横田南嶺老師が講師として招かれ

ました。

 宝厳寺にある坂村真民さんのお墓にお参りする管長。


 坂村真民記念館には、管長揮毫の坂村真民さんの詩が多数、展示されています。

2016年8月31日

管長 四国巡礼

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 円覚寺派管長・横田南嶺老師は、建仁寺教学部長さんや代表の和尚さんらと8月29、30日と

四国に出かけられ、愛媛県砥部町にある坂村真民記念館や一遍上人縁の寺・宝厳寺を訪問されました。

 今回の訪問の目的は、来年開催の円覚寺夏期講座の講師として、西澤真美子様にご登壇いただきたく、

管長がご依頼に赴かれました。西澤真美子様には、快くお引き受けいただき、来年の6月2日に

講師に決まりました。

 建仁寺さんも7月7日の建仁寺・暁天講座にて、西澤真美子様に講演いただけることになりました。
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記念館に掲げられている南嶺老師揮毫による坂村真民詩「火」。

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 坂村真民さんも毎日拝んだという、朝日輝く重信川。

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 重信橋
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 再建された宝厳寺本堂前にて。老師の隣にいらっしゃる方は、宝厳寺の新しい住職さんと

先住さんの奥様です。宝厳寺には、坂村真民さんのお墓があります。

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 火事で焼失してしまった一遍上人像ですが、見事に新しく生まれ変わりました。

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本堂と一遍上人堂

2016年3月8日

円覚寺派 正宗寺 旌桜寺

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正宗寺山門

昨日、円覚寺遠諱・展示広報委員会では、茨城県常陸太田市にある

ある円覚寺派寺院 正宗寺に遠諱の挨拶と末寺の寺宝調査に

和尚と学芸員さんなど14名で訪問致しました。

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正宗寺参道

 正宗寺は、923年に平将門の父・良将が律宗寺院増井寺として建立したことに

始まり、様々な変遷を経て南北朝時代に臨済宗寺院となり、現在では臨済宗円覚寺派

のお寺としてに至っています。
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本堂正面

 全盛期は、七堂伽藍が棟をつらね、4万石もの寺田を有し、臨済禅の一禅窟として

君臨したと伝えられています。
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掛け軸などの調査の様子。
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 正宗寺の調査の合間に、委員の和尚は、近くにある円覚寺派寺院 旌桜寺(せいおうじ)を

見学に行きました。境内には、樹齢を重ねた桜の古木とお堂が2つ境内にありました。

 この旌桜寺の旗桜は、桜愛好者には有名なようで、その寺名は、1631年佐竹氏が

お寺を建立した際に境内の桜が見事だったことから旌桜寺とした伝説があるそうです。

 桜が満開の時期にぜひ訪ねたいお寺です。

2016年2月24日

老師 真民先生に墓前報告

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<宝厳寺にある真民先生のお墓>

 今日、横田南嶺老師は、愛媛・松山の坂村真民のお墓や記念館を日帰りで訪問されました。

 今回の訪問の目的は、来月下旬に出版される新刊本(仮題)

「二度とない人生だから、今日一日は笑顔でいよう~生きるための禅の心」

(PHP出版社)の出版にあたって、ご著書の中で真民先生の詩を多く引用しているので、

真民先生の墓前に報告と詩の掲載許可を快諾してくださった

坂村真民記念館館長の西澤孝一様と西澤真美子様にご挨拶するためでした。

 記念館では、2月28日まで「坂村真民と一遍上人」展が行われていて、

大勢の人で賑わい、3月5日からは、新たに「森信三と坂村真民の世界」展が

始まる予定です。

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<真民先生にゆかりが深い重信川>
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<宝厳寺>

真民先生と一遍上人像の逸話で出てくる宝厳寺。

老師は、近年の火災による焼失から見事に復興し、再建完了間近の宝厳寺も

訪れました。

2015年9月4日

管長 本宮出向講演と玄峰老師巡礼②

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<生誕地にあるあづまや旅館>

 玄峰老師は、和歌山県四村の湯の峰温泉の旅館・芳野屋(現あずまや旅館)で生まれました。

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<山本玄峰老師が育った四村(現田辺市本宮市)の風景>

その後、四村の岡本家に養子にもらわれて育ちました。
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四村周辺の景色。きれいな川に田んぼに日本の原風景のような景色が残っています。

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湯の峰から少し離れた渡瀬温泉にある玄峰老師のお墓です。

岡本家のお墓の中に玄峰老師のお墓があります。

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 また、今日、九月四日はちょうど四年前に紀伊半島大水害のあった日です。

新宮市では午前中に合同慰霊祭が行われる予定で

南嶺老師は、その前に一人熊野川に面して建てられた慰霊碑に読経されました。
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2015年9月4日

管長 本宮出向講演と玄峰老師巡礼①

 円覚寺派管長 横田南嶺老師は、郷里である熊野地方での特別講演会に招かれ

熊野・本宮生まれの禅僧、山本玄峰老師について講演をされました。

山本玄峰老師は、終戦の詔勅にある「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」の文言を進言したり、

時の鈴木貫太郎首相に象徴天皇制を発案するなどしたことで有名な方です。
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講演会の様子。会場は満席、外にもあふれるほど。

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湯の峰温泉にある玄峰塔。
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玄峰塔。玄峰老師がなくなる二十日ほど前に自ら石碑の字を揮毫された絶筆です。

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玄峰塔碑文

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本宮大社への参詣道

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大斉原(おおゆのはら)の日本一の大鳥居です。

2015年8月28日

愛媛・坂村真民先生巡礼の旅③

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<坂村真民先生の自宅前にて>

 その後、南嶺老師御一行は、真民先生ゆかりの開花亭でお食事をして、

坂村真民先生が生前住んでいたお宅を訪問しました。
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真民先生の御霊前にて読経。
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そして、御一行は、真民先生が毎朝通ったという、自宅近くに流れる重信川に。 
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重信橋にて
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真民先生の数々の詩の創作にインスピレーションを与えた重信川の風景。

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