2010年3月3日

3月3日
 
 本日は、淡青会座禅会。無門関提唱第二十六則 二僧巻簾。
老師曰わく、
ひとは、何にもないところから生まれて、何にもないところの
帰る。そこには、得たの失ったのとそんなものはない。
良いも悪いもない。どんな境遇になろうが、その場その時を
     、
精一杯、なりっきって、生きること。
そう生きることに、善悪はなく、それぞれ、それぞれが、絶対。
そして、もとは何にもないと思えば、何でも有り難くなる。と。
死刑囚の歌人の方の歌を紹介されながら、説明された。
その短歌は、島秋人さんの作品です。
しみじみと 生きていることの 味わいに 春陽あふるる 獄庭(にわ)に佇ちたり
身に持てるもの みな神に還すもの 生命(いのち)ひとつは 愛(かな)しかれども
差し入れの 上等弁当 食(は)みをはる うまかりし笑(え)み ふたに写りて

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