2019年9月10日

停電

九日朝未明に目が覚めました。
だいだいいつも起きる時間なのですが
午前二時、部屋の明かりを付つけようとしても
つきません。

停電だとわかりました。

お寺にいますと、ろうそくがたくさんありますので
すぐに仏壇のおろうそくに火をつけて過ごしました。

朝 内仏(ないぶつ)で読経するのも、
ろうそくの明かりだけで読んでいました。

元来は、ろうそくの明かりだけで
読経していたのですから
何も特別なことではなかったのでしょうが、
薄暗い中で、何ともいえない趣があります。

しかしながら、夜が明けても停電で、
とうとうお昼まで停電が続きました。

電話も全く使えません。

幸に携帯電話で何とかなりますが
停電の不便を久しぶりに感じました。

部屋の手洗いは、電気がないと
水も流れません。

あの東日本大震災の折りには
停電が繰り返されました。
そのたびに、ろうそくの明かりで、過ごしたものです。

しかし、あれから八年以上過ぎて
すっかり電気の問題も忘れて過ごしていました。

不便かもしれませんが、こういう経験を
忘れないようにすることが大事だと思います。

横田南嶺

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