2019年9月9日

台風の被害

台風の復旧作業は昼まで
延々と続きました。
どうにか、停電は昼には回復しました。
午後からは境内の拝観も始めました。

いろんな方から御心配いただきますので
およその被害状況を申し上げます。

まず、僧堂の雲水はじめ人的被害が無かったのは
何よりの幸です。
次に、昨年の台風で
一部屋根が破損した国宝舎利殿にも
被害がありませんでした。
これも何よりの幸なのです。

大木がいくつか倒れました。
一番大きいのは、白鷺池(びゃくろち)という
池に杉の大木が倒れてしまいました。
しかし幸に池に倒れましたので
通行に支障はありません。

鎌倉街道沿いの柏槙(びゃくしん)の枝が
折れ掛かって、車道に危険な状態でしたので
午前中に伐採してもらいました。

他には、境内には紅葉や杉、竹などの
枝が落ちて散乱していました。

僧堂の雲水達、本山の和尚方の
懸命の作務にて、どうにか片付いてきた
ところです。

それから、われわれは
台風が直撃しそうな時には
門の扉を閉めずに開けるようにしています。

門を閉めると、風の抵抗を受けて飛ばされる
怖れがあるからです。

本山の勅使門も、開けておいたのですが
それでも風に飛ばされて、破損しました。

写真は、勅使門に彫られた龍です。
羽のついた龍の彫刻であります。

昼までで大まかな復旧作業は
めどがついたと思って、

本日は、午後から麟祥院で
小川先生の臨済録講義に出ようと思い、

車での上京はとても無理だというので
横須賀線はまだ走っていないし
東海道線がどうにか走り出したというので

混んでいる道をどうにかこうにか
大船駅までたどり着いたのですが、
改札への入場が制限されて、とても駅の
構内へも入れない状態で、
本日の上京はあきらめざるを得ませんでした。

残念ですが、自然災害ばかりは
どうしようもありません。

本山に戻って再び雲水と共に
境内の復旧作業に汗を流すことにしました。

横田南嶺

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