2011年12月26日

出会いの不思議

12月26日(月)
 昨日の日曜説教会のお話の中で管長様が触れられた「出会いの不思議」
についての全文を紹介します。この文章は中学のスクールカウンセラーを
されている方が中学生に向けて書かれたものです。
 {鎌倉に円覚寺という、鎌倉時代から続くお寺があります。そこで、
毎月一度行われている説法は、円覚寺老師の、「生まれたこと、
今こうして生きていること、こうして巡り会うことのできたご縁に感謝
しましょう」という言葉から始まります。
 
 「ふーん」と聞き流してしまうそうなきれいな言葉ですが、たとえば今、
皆さんの教室で、となりに座っているクラスメイトと、どれだけの縁が
あると思いますか?人と出会うというのは、実は一人一人が、もの凄い
確率で奇跡的に出会っているのです。
 現在、世界の人口はおよそ69億人と言われています。つまり
地球上で特定の誰かと出会えるのは、69億分の1。仮に日本だけでも
1億3千万分の1。宝くじの1等に当たる確率は、1億分の1程度らしい
から、今までの出会いは、宝くじの1等に当たるよりも遥かに貴重な
ものなのです!
 この長い人類の歴史の中でたまたま偶然同じ時代を生きていて、
たまたま同じ地球に生まれて、たまたま同じ日本で育ち、たまたま
同じ県にいて、そのうえ同じ中学校にいて、しかも隣に座っている。
 そう考えると、人が出会うというのは「たまたま」や「偶然」という言葉で
片付けてしまうには、あまりに天文学的な確率だとおもいませんか?
今、自分の隣にいる人というのは、いわば選ぶ抜かれたよりすぐりの
精鋭なのです。AKBのオーディション合格どころの騒ぎではありません。
 「出会い」の不思議がわかってもらえましたか?自分の周りの人達は
皆、気の遠くなるような確率の中、何かしらの「縁」があって出会っています。
だからこそ、別れが待っているとしても、出会えたことを感謝し、大切に
したいと思います。これからも、いったい何人の人達と、どんな出会いが
あるか楽しみですね!}
(後記)
  今の中学校は、このようにカウンセラーの方がいらっしゃて
 悩み事の相談など聞いてくださっているようですね。そういう
 話を聞いてもらえる、相談をうけてもらえる人の存在って
 子ども達はもちろん誰にとっても本当に貴重だと思います。
 
 

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