2018年10月20日

僧堂 雪安居 開講


 今日から、円覚寺専門修行道場(僧堂)では、雪安居(10月~1月の集中修行期間)に

入りました。雪安居中は、月に1回、大攝心(1週間の集中坐禅修行期間)があり、大攝心中は、

毎日、横田南嶺老師による禅の語録の講義があります。

 

 今日は、雪安吾の初日ということで、開講(講義の始まり)の日です。

僧堂師家である横田南嶺老師や雲水、居士・禅子が禅堂につめて坐禅修行を行います。

偈(宗旨をうたった漢詩)を唱える老師。

雪安居入制 偈 意訳

 こうして、雪安居の入制を迎えます。開講の偈は、「参禅は唯要す、鉄心肝」と始まっています。

禅に参じるには、何も特別の能力が必要なのではない、ただ、鉄のように固い信念がいります。

よしやるのだという願心ひとつが必要です。

 「山上、山有り、行路難」です。しかしながら、ひと山を越えたと思ったら、

また山があります。いくつもの山が連なり、その道は険しいのです。

 しかし「今古面前に遮掩無し」です。今も古も目の前には何も遮るものはないのです。

今この一歩を進めるのに妨げるものは何もないのであります。

 そうして「従来大道は長安に到る」。この道をまっしぐらに行けば必ず長安に到る、

すなわち大安心の境涯に到ることができます。こうして雪安居結制安居して摂心するからには、

お互いしっかりと骨折って努力してまいりましょう

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